【署名のお願い】自然エネルギー100%と原発の段階的廃止を実現するため「エネルギー基本計画」を変えよう!

2011年6月25日土曜日

誕生日

 こんにちは(*^_^*)


 昨日6月24日は私の誕生日でした(^_-)沢山の人のメールやメッセージありがとうございました)^o^(
 
 めでたく19歳になりました。10代も残りあと1年です(+o+)これから10代をエンジョイします(笑


 今日は大学では寮祭を2日間にかけて行っていますね。私は1時からバイトですけど(笑

 そんな一言みたいな日記でした。

2011年6月21日火曜日

デントコーン

 おはようございます。

 今日の帯広の予報最高気温は31℃です\(゜ロ\)(/ロ゜)/溶けてしまいそうです。ですがまだ曇りぽっくってそこまで暑くはありません。

 さて、前回牧草収穫のお話でしたので、今日はデントコーンについてお話しします。


 デントコーンをご存知でしょうか?普通のスイートコーンとは全く違ってとても堅くて美味しくないトウモロコシです。最近ではバイオマスエネルギーの原料として使われているのもコーンです。このデントコーンは牛の飼料として栽培されています。コーンだけでなく葉や茎もすべて牛に与えます。普通のスイートコーンでも牛は食べるのですが、なぜこの堅くておいしくないコーンを栽培するのでしょうか?

 

 その答えにはコーンの保存法に隠されています。スイートコーンだと糖分が多く長期保存に適しません。すぐに腐敗が始まってしまうため、保存が難しいのです。しかしデントコーンのように糖分が少ないと上の写真のように長期にわたって保存することが出来ます。写真のように大型機械で踏みつぶしながら圧縮していきます。そして空気が入らないようにビニールシート等で密封状態にしてタイヤなどで重しを載せていきます。私たちでいえば漬物を作っているのと同じです。密閉状態でコーンを乳酸発酵させます。そうすることで酸っぱい匂いのするサイレージと呼ばれる飼料が出来ます。サイレージにすることで牛が好んで食べます。



 しかしこのサイレージ作りにも気を付けなくてはいけません。栽培する際には肥料を施肥するのですが、主に牛糞などを散布します。ですが施肥量や施肥してから早期に刈り取ってしまうと、コーン内に硝酸態窒素という成分が溜まってしまいます。これが体内に入ってしまうと血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンに酸素より先に結合してしまい、酸欠状態に陥ってしまいます。最悪の場合牛たちがバタバタと倒れてゆき死んでいきます。この危険性を防ぐためには早期早刈を避ける必要があります。また肥料の施肥量にも気を付けなくてはいけません。
 しかしコーンは硝酸態が茎に溜まりやすいものです。そのため刈り取る際には根元からは刈り取りません。根に近い茎には沢山の硝酸態窒素が貯めっているので地上から15~30㎝の高さで刈り取ってゆきます。そのため刈り取った畑を見るとデントコーンの茎で畑がツンツンしてますよ(笑


 

2011年6月19日日曜日

牧草収穫

 お久しぶりです。バイトも始まりなお更忙しい毎日を過ごしておりブログが更新できていません。
 毎日見てくれている方々申し訳ございません。

 さて、久々の更新なのですが今日は牧草シーズンに入ってきましたので簡単な牧草収穫作業をご紹介させていただきます。
 
 まずはこのような大型機械を使って草を刈ります。この機械では草を刈る作業と、草を押しつぶすor草を叩きるつぶす作業を同時に行います。刈るだけでなく叩いたり押しつぶして草を部分的に折る作業をすることによって乾燥しやすくなります。この機械のことをモーアコンディショナーと言います。写真でいうと青いトラクターの後ろについている機械ですね。多くの農家ではこの機械を使っていますが、モーアという刈り取るだけの機械を使う人もいます。機械の中には大きさによって違いますが、何個かの刃が2~3個付いた円盤が何個もついています。私の家だと7個か8個ついていたと思います。その奥に太いローラーが二つ、もしくは鉄の棒が何個もついたローラーが付いています。この円盤とローラーが高速回転して草を刈り取っていきます。
 
 次にテッターと呼ばれる機械で刈り取った草を反転させます。これは草を乾燥しやすいようにするためです。また鉄の棒が高速で回転して草をさらに折っていきます。この作業を何回かしてゆきます。

 次にレーキという機械です。この機械で先ほどのテッターでばらまいた草を線上に集めます。これは次の作業のために必要な作業となります。


 次は先ほどの機械で集めた草を回収してゆきます。これはロールベーラーという機械になります。下についている剣山のようなローラーで草をかき集め機械の内部へ草が入ってゆきます。中には沢山のローラーor沢山のベルトが回っており、草が丸まっていきます。草を集め、丸め、更に丸めながら圧縮してゆきます。そして大きくなったロールはトワインという糸もしくはネットに巻かれて機械が半分オープンして出てゆきます。とてもすごい機械ですよ\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 
 次はラップマシンと呼ばれるこの機械。出来たロールをラップで包装します。高速回転する機械にサランラップが付いていて草をラッピングするとでも思ってくれたら良いと思います(笑
 ちなみに私がいつもする作業はこれになります。ラップの色も黒や白や緑や白黒や緑黒など様々。色によって草の発酵が違ってくるので、農家によってラップの色は異なってきます。多く見るのは黒か白ですね。

 さて、最後は畑に散らばったロールを農場に運んで終わりです。草の時期はもう大変!一日中トラクターに乗って作業してますね。そして一日じゃなくて大抵3~4日以上かかります。刈った草を乾燥させる時間が必要なので。場所によってはこの方法とは全く違った方法で牧草を収穫するところもたくさんありますよ。
 これから牧草畑ではこういった風景がたくさんみれるかもしれませんね。