マメ科牧草はタンパク質が豊富で良質そ資料生産には欠かせない粗飼料である。しかし、年間を通しての栽培は難しく、イネ科との混播はより一層難しくなります。マメ科で代表的なものは「シロクローバー(White clover)」、「アカクローバー(Red clover)」、「アルファルファ(Alfalfa)」である。マメ科の根には根粒菌が含まれており、窒素を自ら取り入れることが出来るので窒素肥料(N)は少なくてすむ。そのためイネ科との混播ではマメ科を導入することで窒素肥料を少なくすることができる。
~シロクローバー(White clover)~
シロクローバーはほふく茎によって広がる特性を持ち、葉の大きさや広がる速さによって3つに分かれます。草丈が小さく収量は少ないが、豊富なタンパク質とイネ科との混播でイネ科の即行くが促進されることから多く播種されます。サイレージ調整の際にはミネラル含量が最善される。
~アカクローバー(Red clover)~
アカクローバーは栽培がしやすく、収量もシロクローバに比べると多いため多く栽培される。しかし混播のさいにはチモシーを抑圧することがあります。このため混播のさいにはhaあたり3kgに抑えなくてはなりません。また収穫時期も異なってきますので、混播のさいには収穫適期にも気を付けなくてはなりません。
~アルファルファ(Alfalfa)~
アルファルファは高タンパク質で牧草の中でもトップの地位に立つ牧草です。キングオブtheアルファルファとでも言いましょうか(笑 収量もあり、永年性に優れていることから今後の改良に期待ができる品種です。しかし栽培が難しくまだ日本では栽培が少ないのが現実です。日本では別名「紫馬肥」とも呼ばれています。読んで字のごとく馬に食べさせると太ってしまうほどの高エネルギー粗飼料なのです。
マメ科牧草は高タンパク質であることから牛に大量のマメ科を給与しがちですが、大量のマメ科牧草を給与してしまうと「鼓張症」という症状が起きます。第一胃ないにガスが溜まりお腹がパンパンに膨れ上がります。
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