【署名のお願い】自然エネルギー100%と原発の段階的廃止を実現するため「エネルギー基本計画」を変えよう!

2011年8月17日水曜日

バーチャルウォーター

 こんばんは。今回は水についてのお話をしたいと思います。

 さて、私たちの身の回りにはいろんなところからたくさんの水が溢れています。例えば水道の蛇口、トイレの水、スーパーに行けば様々なミネラルウォーターが並び、外には川や海。地球は水の惑星と呼ばれるだけあって水に溢れている星です。

 ですが世界を見渡すとどうでしょうか?豊富な水があり、水道を開けると水がジャバジャバ出ている国はそう多くはないのです。例えばアフリカの地方では茶色く濁った水を何キロもの道のりを歩いて運んでいます。またその水には様々な病原体を含むため、水によっての病気が多く発病しています。


さて、日本のように蛇口をひねれば水がたくさん出ると水についての危機感は無いに等しいかと思います。また地球は水の惑星と呼ばれるだけあって水は豊富と考えている方もいるのではないのでしょうか?しかし私たちが飲める淡水と呼ばれる水は地球全体の2.5%しかないのだ。地球にある水のほとんどは海水である。そのため淡水はごく一部となっている。この数値を聞いて少しは危機感を持っていただいたであろうか?私たちは多くの水を汚しながら過ごしている。トイレの水やシャワー、台所など多くの水を使って流しているであろう。水は使えば汚れてしまい、その汚れを除くには多くの労働力やエネルギーや費用がかかる。もちろん汚れた水は私たち自身の生活にまた戻ってきます。


 さて、ここからは農業のお話。農業もまた多くの水を使用します。このとき何かを作るときに使用した水のことをバーチャルウォーターと呼びます。スーパーやデパートに並ぶ肉や野菜はたくさんのバーチャルウォーターを使用して作られたものです。ここまで考えていると少しきりの無い話になっていきそうなので、私は農畜産物にかかる水についてはあまり気にしていません。それよりも農畜産物によって水が汚染されていくことを防ぐことの方が大切だと考える。
 例えば、糞尿処理をしっかり行うことで、堆肥を散布したあとに糞尿から出た廃液によって地下水が汚染され、その後河川に汚染水が流れ富栄養化が起こることを防ぐことが出来れば、これは環境を保全する一つの取り組みだと考えます。また水資源を守る一つの大切な取り組みだと考えています。
 そのほかに農畜産物にかかわる水について考えたときに、どう私たちが取り組みを実行することができるのか?それは食べ物を残さないことが一番だということ。食べ物を残すということは、それまでに沢山使わてれきた水を捨てるのと一緒だということです。(単純に言うと)また日本は食料廃棄率が世界一の国でもあります。なので、水問題とともに食料のことも考え、食卓に上がる食べ物等を大切にして欲しいのです。



 最後になりましたが、農畜産物だけでなく私たちの周りに多く存在する水を大切にし、節水に取り組んで欲しいのです。節水することで環境問題を解決していく一歩になりますし、水道料金の節約にもなります。ひとりひとりが行うことで大きな力になります。水がなくなれば大切にする気持ちが強まるものですが、無くなってからでは遅いのです。これから一人でも多くの人が水について危機感を少しでも持ってもらうと嬉しいです。


                                  参考文献 明日の水は大丈夫?
                                    作者 橋本 淳司


0 件のコメント:

コメントを投稿