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2011年4月26日火曜日

家畜(豚)口蹄疫

 こんばんは。

 毎週月曜日に家畜家禽論という授業があります。その中でも今は豚について勉強しているところです。豚の起源から生態系、生理的特徴や品種。盛りだくさんの授業です。

 
 さて、レポートを作成するために自宅で勉強していたんですが、韓国の豚の口蹄疫の話が出てきまして、ショックを受けたところです。それは殺処分の話。

 2010年に宮崎県でも口蹄疫が発生し、牛や豚などの家畜約29万頭が殺処分されました。
 口蹄疫はウイルスにより感染し、口や蹄に水泡ができる病気。最初は発熱やよだれが止まらなくなり、水泡が出来て、割れ、傷となる。感染能力は高く、例外はあるが蹄が2つに分かれる偶蹄類に感染する。

 日本の家畜の殺処分はもちろん感染した家畜だが、感染していなくても、発生した近隣にいた家畜すべてが殺処分された。これは感染拡大を防ぐためである。何の症状もなく感染していない家畜を処分するのはかわいそうだが、やらなくてはさらに多くの家畜の命をなくさなくてはならないので、やらなくてはならないのである。まずはワクチンをうち、殺処分し、埋めた。

 しかし韓国では薬が足りないため、豚を生き埋めにしていることがわかった。
 重機を使って穴に豚を落とし、そのまま埋める。これは国際的にも問題になった。前回話した通り、家畜にも福祉があり、と殺する場合にも福祉を考え、家畜に出来るだけ苦痛などを与えないようにする。しかしこの韓国のやり方は苦痛を与え、多くの人にショックを与えた。福祉に大きな問題があると考える。
 
 だが、感染拡大を防ぐためには殺処分は避けられず、生き埋めでも仕方ない。普通だと考える人もいるだろう。しかし私はもっと違う方法があるのではないかと考える。と殺の場合のように電気ショックを与え、気絶させているうちに処分すれば家畜に対しての苦痛はもっと削減できたのではないかと思う。
 なぜ韓国はそのようなことをせず、生き埋めにしたのかはわかりません。ですが、これで感染が防げているのも事実です。


 畜産業は私たちに命の大切さを教えてくれる職業だと感じます。時には残酷な場合もあります。しかし時には私たちを癒し、様々なことを教えてくれます。家畜がいるからこそ今の食生活があります。
 私はすべての畜産業の現状を伝えようと思います。今日の内容は残酷でしたが、これもまた世界の畜産業の現状です。少しでも多くのことを感じ、ありのままの意見を書いていただければ私も勉強になります。

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