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2011年5月4日水曜日

日本に合った酪農を考える

 こんばんは(^_-)最近目がぼやけると思いメガネ店へ行きました。高校3年まで2、0でした。精密検査の結果0、6(>_<)これでは運転出来ないし、授業のスライドや黒板が見えないのでメガネを買いました。あまりの視力の落ち具合にショックです。

 そんな個人の話はさておき、今日も農業トークをお伝えします(笑
 前回までは海外の酪農体験についてお話しましたが、今日はそんな海外を見て思ったことのまとめをお話しします。

 さて、海外のお話をした中で、私が一番皆さんに伝えたかったのは、韓国を除いた国々はその国にあった酪農を行っているということです。私の見た農業はホンの一部であり、その国々で様々な課題や問題はあるでしょうが、その国々にあった農業スタイルを実現していると見ました。環境が整備されていなく、施設や機械、牧草地すらない北方領土の農業は、農業に自由を取り入れたことによって実現されています。アメリカは膨大な国土、資源を使用し、先進的な技術や機械を使った農業を実現。ニュージーランドは国土は広いとは言えないが、壮大な放牧地と気候を考えた農業を実現。


 さて日本の農業を見てみましょう。日本の畑作では多くの廃棄物が出ています。スーパーや店頭では綺麗な果物や野菜が並びます。しかし畑で綺麗なものだけが出来ている訳ではありません。もちろん変形や傷物も多く出てきます。その野菜の多くは畑に廃棄され、土へと戻るか焼却処分されます。一部はスーパーなどにも並ぶところもあります。またスーパーや食卓へと並んでも多くの残さが出ているのが現状です。畑作は専門でないのであまりよくわかりませんが、多くの無駄が出ているのが現状です。

 酪農はどうでしょう。いまや私が注目する問題は飼料と糞尿の問題です。飼料はほとんどを輸入に頼っているため、経営的に安定せず、価格的にも問題があります。また、飼料は輸入されていますが、糞尿は輸出していないため、日本国内にどんどん糞尿が溜まっているということも考えられます。飼料については海外に頼らざるを得ない状況なのです。飼料を国内で栽培すれば良いと考えたいところですが、耕地面積がないため中々難しいのです。
 次に糞尿ですが、これもまた問題です。昔は糞尿を野積みにしていたため、廃液が土中に流れ込み河川の汚染へとつながっていました。しかし法が変わり今では糞尿はコンクリートで土中に廃液が流れ込むのを防ぎ、雨などで流れないよう屋根を付けることになりました。しかしこれで河川の汚染が防げたわけではありません。糞尿は堆肥として畑へと撒かれますが、この堆肥が河川の汚染へとつながっています。これは堆肥が完璧に出来上がっていないのが一つの原因です。堆肥を作るためにはわらやおが屑などの資材をいれ、好気発酵(糞尿を切り返しを行い空気をしっかりいれること)をさせないといけません。しかしこれには機械を使っての労働になり、簡単なことではありません。また資金もかかります。


 簡単に一部のことだけをお話ししましたが、どうでしょうか?これはほんの一部です。海外に頼っているのに廃棄物が多く出て、環境問題も起きている。簡単に言うとこうでしょうか?また少しずつテーマごとに詳しくお話ししますね。

 さて、今日のタイトル「日本に合った酪農を考える」というのは私の一生の研究テーマなのかもしれません。高校時代に様々な経験をして日本の酪農は日本に合っていないと考えました。これは上記でお話ししたように海外に頼っている面等を考えたときや海外を見たときに思いました。

 こんな問題が山積みですが、少しでも日本に合った酪農を実現できるために頑張りたいです。




 

 

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