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2011年5月7日土曜日

好気発酵

 どうもこんばんは(^_-)

 いつも日記を見ていただきありがとうございます。最近また寒いですね(+o+)

 今日は堆肥のお話です。
 堆肥と言ってもいろんな種類のものがありますよね。牛糞や豚糞、ニワトリのぼかしやら色々。多分牛が皆さんの中でも身近なんじゃ??ところで牛の糞見たことあります??結構水分が多いんですよね。これはサイレージを食べているからなんですよ。元々草食べてますから水分が多いんですよね。乾草ならまだ良くなるんですけどね。そんな水分の多い糞尿を堆肥にしようとしても長い時間が必要になってきてしまいます。
 堆肥作りにもいろんな方法があるのですが、今日はそのなかでも好気発酵をお伝えします。



 堆肥は約60度ぐらいの熱がないと好気発酵が始まりません。そのためには酸素が必要です。糞尿の中にいる微生物に酸素を送り、住みやすい温度にすることで糞尿を分解してくれます。しっかりと好気発酵を行うと堆肥の匂いも少なくなり、団粒構造にて土壌中の水分を適度に保ち、通気性もよくなる。それによって微生物やミミズなどの生物も多くなる。また緩衝能のおかげで安定した土壌を作ることが出来るのです。
 さらに糞尿だけでなく、藁やおが屑などの資源物も入れることでより良い堆肥を作ることが出来ます。簡単に言うと糞尿に酸素を供給すれば良いのです。ですがこれが簡単ではありません。糞尿と言っても一軒の農家で出る糞尿の量はとても多く、それが何か月も積み重なると膨大な量になります。酸素を入れるために切り返しと言う作業を行います。これは堆肥を混ぜ、空気を中に入れる作業ですが、大抵トラクターなどの大型機械を利用して行います。

 想像してもらいたいのですが、膨大な量の堆肥をトラクターとはいえ、すべて混ぜ空気を入れるとなるとどうでしょうか?とても時間がかかり、経費もかかりますし、めんどくさいですよね。そんな為切り返しを行う農家は少ないのです。うちの農家もしてません(>_<) 


 それでは続きはまた。

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